「この建物なんだろう」と感じる外観。
家ではないような見た目であるけれど、
杉板と塗り壁の質感が招き入れてくれるようで優しい。
気づけば自然と足を運ぶ。
杉の木と塗り壁を纏った立ち姿が、優しく出迎えてくれる。
時にカフェのように寛ぎ、時にパブリックビューイングで盛り上がり、時にBBQを楽しむ。
インドアでもアウトドアでも、みんなが来たくなる。
人と寛ぎの平屋。
「この建物なんだろう」と感じる外観。
家ではないような見た目であるけれど、
杉板と塗り壁の質感が招き入れてくれるようで優しい。
洞窟のように奥行きがある空間には入ってみたくなる。
玄関ポーチと庭は格子で緩やかに区切られていて、
「気を遣わずに、ここまで入って来ていいよ」
と言われているように感じる。
庭は視線を遮られている安心感と
光と風が通り抜ける開放感を感じる。
BBQを楽しんでいるときでも、
遅れて到着した友達の気配を感じられて、みんな蚊帳の外にならない。
「ここに座って」と言われたわけでもないのに、
我が場所のように座ってしまうピットリビング。
ソファを独占するわけではなく、みんなで目線を合わせながら会話も弾む。
パブリックビューイングをするときは、子ども達のおもちゃはどけて。
大画面の投影で大人も子供も盛り上がる。
造り付けのダイニングテーブルは6人掛け。
豆から挽いたコーヒーは、淹れてもらうのはもちろん、淹れる方も嬉しい。
玄関から入ってすぐにある手洗いはトイレの手洗いと兼用。
あえて照度を落とした照明でお店のような雰囲気に。
このお家に住まれるご夫婦は、自然と人を惹きつける雰囲気をもったお二人でした。
ご友人が多く、手狭なアパートに住んでいる中でもお友達を招いていたようです。
ご夫婦共通のご要望は、人をたくさん招くことができること。
時にカフェのように、時にスポーツバーのように、時にBBQ場のように、
来る人と用途に合わせて楽しめる住まいを考えました。
「人と寛ぎの平屋」