【2020年版】大分で家を建てるための価格・頭金・年収の平均から相場を分析!購入価格を下げる方法を解説します

そろそろ念願のマイホームを建てよう!と考えたときに、一番に気になるのがお金のことではないでしょうか。建物の価格から頭金、住宅ローンまで、実際かかる費用について知りたいものの、お金のこととなると、友人や同僚に聞くのはためらわれますよね。

「大分で家を建てた人は、実際いくら費用をかけたのか?」

「頭金はいくらが相場?たくさん払った方が良い?」

「出来るだけ購入価格を抑えて家を建てたい!」

そんな疑問や要望をお持ちの方に、元銀行マンであり家づくりのプロである筆者が、大分で家を建てる際に知りたい相場情報から、住宅ローンの注意ポイント、家の購入費用を下げる方法までご紹介いたしますので、家づくりの検討材料にしていただけると幸いです。

1. 大分で家を建てる際に知りたい相場情報【価格・頭金・年収】

まずは大分で家を建てる際に知りたい価格・頭金・年収などの相場情報を見ていきましょう。全国と福岡の情報と合わせて表にまとめましたので、大分で家を建てる際の参考にしてください。
なお、全てのデータは「注文住宅のみ購入した世帯」「土地と注文住宅をまとめて購入した世帯」の2つに分けて紹介します。

参考資料:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2018年度集計表)

 

1-1.大分の注文住宅における価格相場

<注文住宅のみ購入した世帯>
  住宅面積(㎡) 敷地面積(㎡) 建設費(万円)
全国 126.8 312.8 3,391.6
大分県 123.6 373.5 3,150.7
福岡県 129.5 311.8 3,409.1

 

<土地と注文住宅をまとめて購入した世帯>
  住宅面積(㎡) 敷地面積(㎡) 建設費(万円) 土地取得費(万円)
全国 112.2 220.8 2,777.5 1,335.1
大分県 113.9 270.5 2,924.6 878.9
福岡県 114.9 252.9 3,001.3 1,107.5

 

大分では、両世帯とも共通して敷地面積が広い割に住宅面積が狭い傾向がありました。注文住宅のみ購入した世帯における建設費は、7県ある九州の中で4番目に高い数値でした。土地取得費に関しても九州の中で4番目に高い数値であり、九州では大分は平均的な住宅・土地価格であると言えるでしょう。

 

1-2.大分の注文住宅における頭金相場

<注文住宅のみ購入した世帯>
  世帯年収 自己資金 ローン借入金 その他借入金 毎月の返済額 総返済負担率
全国 592.5 634.5 2,678.9 78.2 9.1 20.3%
大分県 611.5 466.7 2,626.2 57.8 8.9 19.5%
福岡県 572.6 538.5 2,798.1 72.5 9.3 21.3%

 

<土地と注文住宅をまとめて購入した世帯>
  世帯年収 自己資金 ローン借入金 その他借入金 毎月の返済額 総返済負担率
全国 611.3 447 3,496.8 168.8 11.3 23.7%
大分県 577.2 382.9 3,294.9 125.7 10.4 23%
福岡県 598 429 3,518.5 161.3 11.2 24.1%

金額の単位は全て「万円」

 

大分県は全国や福岡県と比較すると、両世帯とも共通して自己資金・借入金(ローン・その他合計)・毎月の返済額が低い傾向が見られます。頭金や借入金が少ない割には、大分県の総返済負担率は全国平均や九州で比較してもそこまで差は見られません。

 

1-3.大分で注文住宅をオーダーする人の年収平均

<注文住宅のみ購入した世帯>
  年齢(歳) 家族(人) 世帯年収(万円)
全国 42.7 3.7 592.5
大分県 42.4 3.7 611.5
福岡県 42.6 4.0 572.6

 

<土地と注文住宅をまとめて購入した世帯>
  年齢(歳) 家族(人) 世帯年収(万円)
全国 37.5 3.3 611.3
大分県 36.7 3.5 577.2
福岡県 36.7 3.6 598

 

年齢や家族数は全体的に全国・九州で比べても大差ないものの、大分県は注文住宅のみ購入した世帯における、世帯年収が九州の中で一番高く、全国平均よりも高い水準となっています。一方で土地と住宅をまとめて購入した世帯の年収は、九州の中で3番目に低い水準でした。

 

2. 賢く家を建てたい方必見。住宅ローンの大事な話。

次に元銀行マンで家づくりのプロが、

「頭金は準備した方がいいの?」

「住宅ローンは返せたとしても、老後の生活が心配で…」

といった不安にお応えしていきます。

 

2-1.頭金は少なめでもOK:低金利では経済的メリット少ない

現在住宅の購入される方の親御さんが家を買われたときには、住宅ローンの金利は今よりもずっと高く変動金利で8%以上の時代もありました。こうした金利情勢では大きな金利負担が発生するため、それを軽減するために少しでも借入額を減らすため、頭金を準備するというのが一般的でした。
ただ、最近ではフラット35の金利は1%台、民間金融機関の変動金利では1%を切る金利のものも多く、頭金を準備する経済的メリットは以前よりも減少しています。

こういった状況では、頭金を準備することで得られる金利負担の減少よりも、賃貸に住み続けることで発生する家賃の方が高く付くことが多く、どちらがお得になるかはシミュレーションが必要でしょう。
これはあくまでも個人的な意見ですが、こういった状況では、住宅購入に関する貯金は「頭金を準備する」という感覚でなく、「教育費やもしものことがあったときのために困らないための準備をする」という意識で進めるべきだと考えます。

頑張って貯金をしていって、貯まった分をすべて頭金とするのではなく、今後の生活も視野に入れて一定額の預金を手元に残しておくことをおすすめします。

 

2-2.住宅ローン貧乏にならないために

住宅ローンを含めて、お金の話でもっとも大事なのは「手元のお金がなくならない」ということです。

「家を建てたから子供が希望の進路に進めなくなった…」

「家は残ったけど、年金生活だと日々の生活が厳しくて…」

私は銀行員としてこういった経験をされる方とお会いしてきましたが、こういったことの原因の多くはやはり「住宅ローンを含めた人生計画が甘いこと」でした。

具体的にいうと

  • 収入に対する借入額が多いこと
  • 退職後、定期的な収入がなくなったあとにも返済が続いていること

です。

多くの場合収入は限られていますので、住宅ローンの返済が増えれば他の支出を抑えるしかありません。

人生には三大支出と呼ばれる大きな支出があります。
それは「住宅購入費」「教育費」「老後生活費」なのですが、このうち自分でコントロールすることができるのは「住宅購入費」だけだと言われています。
このうち、「住宅購入費」と「教育費」がかかる時期は重なることが多く、ここで生活が苦しくなるご家庭が多いです。また、退職後の住宅ローンの返済が重なる場合、年金生活のなかやりくりをしていかなければなりません。
子供が希望する進路は出来れば叶えてあげたいですし、人生100年時代の老後はこれまでよりも長くなっていきます。
いつの時期に支出が重なって、生活が苦しくなる可能性があるのか。
そしてそのためにどんな準備をしておくのかを想定しておくことが重要です。

例えば、同じ職場に勤める、同じ家族構成の夫婦。
ご夫婦にお子さんが一人。
ご夫婦の年齢やお子さんの年齢、収入が全く同じだとして、この二組が借りるローンの額は同じものになるのでしょうか。

私はそうは思いません。
これからお子さんにどういうふうに育ってもらいたいのか。
一方のお子さんは医学部に進学するかもしれませんし、もう一つのご家族のお子さんは早々に社会に出て独立をされるかもしれません。
もちろん、それぞれのご家族で趣味は違いますし、どんなことにお金を使っていきたいかは全く異なるはずです。

こういったご家族の理想の生活を叶えることは、住宅ローンを返していくことよりもよっぽど大きな重要なことだと考えます。

最近では住宅メーカーさんでもこういったライフプランシミュレーションをしてもらえるところもありますし、保険系のFPさんもこういったことを得意とする方が多いです。
プロの目線でアドバイスをうけたうえで住宅購入を検討されることをおすすめします。

 

 

3. 大分で家を建てる際に購入費用を下げる3つの方法

最後に大分で家を建てる際に購入費用を下げる方法を3つ紹介します。費用を抑えながら、納得し満足度の高い家を建てるために、家づくりのプロである住宅会社に相談することも視野に入れてみてください。

 

3-1.間取りをコンパクトにする

家を建てる費用を下げる方法として、効果が高いのは設計士に頼んで間取りをコンパクトにすることです。一坪スペースが減るともちろん一坪分坪単価が減ります。腕のいい設計士であれば設計の妙で一般的な間取りに対して、3~5坪のスペースを確保することも可能ですので、そういった設計士さんに出会うことができれば数百万円規模のコストダウンを行うことも可能です。

生活スタイルや収入に合わせ、自由にカスタマイズできるのが注文住宅の良い所です。
ただし、小さくなればなるほど設計が難しくなりますので、腕利きの設計士に頼んでコンパクトな家を建てることも検討してみてください。設計費用を考慮しても、コスト削減の可能性が大きいです。

 

3-2.一般的に使われている資材をできる限り手間がかからないように使う

建物の価格は材料費と建物を建てる職人さんの手間代から成り立っています。
一般的に使われている資材を使い、それを加工する手間を省くような設計のルールの中で設計をすることで職人さんの手間を省くことで、建物にかかるコストを抑えた家づくりを行うことが出来ます。

 

3-3.親身な住宅会社にオーダーする

やっかいなことに住宅の価格はブラックボックスのようになっていて、不明瞭なことが多いのが実情です。
なかなか見つけるのが難しいかも知れませんが、親身な住宅会社に注文住宅をオーダーすれば、プロにしか分からない観点から、費用を下げる方法を知ることができます。

例えば、最近2階建てのボックスの建物を見かける機会が多いかと思いますが、それは建築効率が高く、コストパフォーマンスを高く建築ができるため。
または初期費用だけではなく、長期的にメンテナンスが少ない資材を選ぶといった知識や工夫によって、より住宅にかかる費用を下げられる可能性があります。

資料やHPを見るだけでは把握できない部分でもあるので、親身で相性の良い住宅会社を見つけて理想的な家を建てるために、様々な住宅会社に相談することをおすすめします。

 

【まとめ】大分で家を建てるための価格・頭金・年収の平均から相場を分析!

大分で家を建てる際に参考になる、価格・頭金・年収の平均情報から、大事な大事な住宅ローン情報、購入費用を下げる3つの方法を説明しました。

家を建てる費用そのものだけでなく、住宅ローンや今後の暮らし方について総合的に考えることで、安心して満足のいくお家づくりに取り組めるのではないでしょうか。

注文住宅を建てる費用を抑える方法はいくつかあるものの、初めての方にはなかなか見極めが難しい場合もあります。費用を下げながら満足度の高いコストパフォーマンスが高い家づくりを行うために、色々な住宅会社さんを訪ねてみてください。きっと親身に相談に乗ってくれる会社が見つかるはずです。


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