【2020年最新版】家を建てる前に読むべき本5冊|工務店がおすすめ

「家づくりを考えているけど、どこからはじめたらいいかわからない…」

そうお考えの方は多く、みなさん迷った結果、HPをぐるぐると回ってみたり、総合展示場へ足を運んだりしていることが多いようです。

確かに、HPを見るとおしゃれだったり、かっこいい施工事例を見ることができてわくわくしてきますし、総合展示場へ行ってモデルハウスを見学するのも、住宅のイメージを膨らませていくのに有効かもしれません。

しかしながら、

「このホームページに書いてあることは本当なのかな…」

「モデルハウスって本当にモデルハウスだから実際にこういう家に住めるわけではないし…」

「しつこく営業されるのもわずらわしいんだよね…」

とお思いの方も多いのではないでしょうか。

家づくりのとっかかりはたくさんありますが、数ある住宅会社のなかから最終的に一つを選び出すのは割と骨の折れる作業です。
そして、その結果は後悔のないものでなくてはなりません。

たった一度の家づくりをよいものにするためには、まずどのような家づくりが自分にとってよいものなのかの基準をもっておくことをおすすめします。
その基準にもとづいて、住宅業者を選定していくと、家づくりがスムーズに進んでいくことが多いようです。

ですので、今回皆さんの家づくりが効率良く、そして効果的に進めるためにまず基準をもっていただくための5冊の本をご紹介させていただきました。

今後のみなさんの家づくりが、後悔のないよいものになることを願っています。

 

1.『新しい家づくりの教科書』

家を建てる前に読むべき本の1冊目は『新しい家づくりの教科書』です。高性能なエコハウスのつくりかたについて、9人の家づくりエキスパートが紐解きます。

 

1-1.プロが教える本書の見どころ:新しい家づくりの教科書

注目すべきなのは、豪華な著者陣です。日本のエコハウスをけん引する第一線の方々が執筆されています。建築家や建築関係の学者等、ハウスメーカー本位でつくられていない点が中立的で好印象です。

内容は「教科書」という名前の通りです。家づくりの基本の「き」を知るだけではなく、温かみを感じる写真が多く使われており、前提の知識がなくても優しく読める内容になっています。

「家づくりをはじめるのに、展示場に行くのも嫌だし、HP見てもよくわからないよ」という時に初めに読む一冊としておすすめです。

 

1-2.家づくり初心者にこそ読んで欲しい!:新しい家づくりの教科書

家づくりにおいて、何から始めたら良いのかわからないという人は多いです。特に専門的な用語が多ければ多いほど、文字数も多くなり、途中までしか読めなかったという人もいます。

本書は、目を引く目次だけではなく、わかりやすいイラストや完成をイメージできる写真なども掲載されており、これから家づくりを勉強したいという方におすすめの1冊です。

逆に専門知識が豊富な方には、少し物足りない部分もありますが、9人の著者による専門的考え方や知識に触れることができます。

 

1-3.基礎情報

価格:1650円(Amazon通常価格)
単行本:152ページ
出版社:新建新聞社; 3版 (2016/8/31)
言語: 日本語
ISBN-10:4865270590
ISBN-13:978-4865270594
発売日: 2016/8/31

著者:

今泉太爾(日本エネルギーパス協会)
伊礼智(伊礼智設計室 代表)
岩前篤(近畿大学 建築学部長)
竹内昌義(東北芸術工科大学 教授/みかんぐみ共同主宰)
前真之(東京大学 准教授)
松尾和也(松尾設計室 代表取締役/パッシブハウス・ジャパン理事)/
水上修一(YKKAP 執行役員 商品企画部長)
森みわ(キーアーキテクツ 代表
パッシブハウス・ジャパン代表理事)
三浦祐成(新建新聞社 代表取締役社長)

参考資料:Amazon.co.jp『新しい家づくりの教科書

 

2.『ホントは安いエコハウス』

家を建てる前に読むべき本の2冊目は『ホントは安いエコハウス』です。住宅のプロが、省エネ常識の誤りについて指摘した1冊です。プロもおこしそうな25の勘違いを説明します。

 

2-1.プロが教える本書の特長:ホントは安いエコハウス

2冊目としておすすめしたいのが、『ホントは安いエコハウス』です。前述の『新しい家づくりの教科書』の執筆陣の一人松尾和也先生の本です。

「高気密、高断熱がいいっていうけどなんでいいの?」

「過ごしやすいかもしれないけど、高いんじゃないの?」

「お金持ちのひとが買うような家なんじゃない?」

「エコハウスって夏暑いっていうじゃん?」

等々と何かいいらしいとは聞くけど、本当にいいのか、何がいいのかが分かりにくいのがエコハウスかもしれません。

『新しい家づくりの教科書』でまずはファーストステップを学んだ方に、さらに正しい知識をつけていただくためのガイド本としておすすめします。

 

2-2.「エコハウス」を考えているなら読んでほしい:ホントは安いエコハウス

プロが勘違いするなら、私たちも勘違いして仕方ないと納得する前に、まず読んでおきたい1冊です。本書の内容は、それぞれ短い項目でまとめられていますので読みやすいです。

特に空調面は、家を建てた後に暑すぎ寒すぎという事にならないため、窓やエアコンなどに関する知識も書かれています。将来的にエコハウス検討している方や、諸費用を安く抑えたい方におすすめです。

 

2-3.基礎情報

価格:2420円(Amazon通常価格)
単行本: 208ページ
出版社:日経BP (2017/7/21)
言語:日本語
ISBN-10:4822238385
ISBN-13:978-4822238384
発売日:2017/7/21

著者:松尾 和也

参考資料:Amazon.co.jp『ホントは安いエコハウス

 

3.『住まいの解剖図鑑』

家を建てる前に読むべき本の3冊目は『住まいの解剖図鑑』です。住宅設計の現場には、昔から先人達が積み重ねてきた知恵や工夫があります。それがどのようなものなのか、イラストと文章で説明した1冊です。

 

3-1.より良い住生活を考えるために設計士の視点で説明した1冊:住まいの解剖図鑑

この本のよいところは、より良い住生活を考えるための共通言語を得られる点です。
いまではお客様も間取りについて多くのことを勉強されており、色々なご要望をいただくことがあります。

ただ、設計士が使っている言葉とお客様使っている言葉ではイメージが異なることがあり、お客様のほうでも自分が伝えたいことを適切に伝えることができないもどかしさを感じることもあるのではないでしょうか。

そうした時に参考にいただきたいのが、この『住まいの解剖図鑑』です。

この本では、玄関や階段、キッチンといった基本的な住宅の機能はもちろん、庇や窓の役割についても、設計士の視点で説明をしてくれます。いわば建築の文法を学ぶことができるのです。

基本的な文法を学んだうえで、お話をすればよりよい家づくりを考えるためのお話がより深まるのではないでしょうか。

お時間がある方はぜひ一読されることをお勧めします。

 

3-2.先人の知恵がわかる一冊:住まいの解剖図鑑

今、自分が家に住んでいるなら、そこにはこういう先人の知恵が込められているという事が理解できる内容になっています。

図解が多く文字が少ないので、ちょっとした時間を利用して読むこともできます。家という一生に1度の買い物に失敗しないためにも、読んでおきたい1冊です。

 

3-3.基礎情報

価格:1980円(Amazon通常価格)
単行本:207ページ
出版社:エクスナレッジ (2009/11/20)
言語:日本語
ISBN-10:4767809185
ISBN-13:978-4767809182
発売日:2009/11/20

参考資料:Amazon.co.jp『住まいの解剖図鑑

 

4.『週刊文春 温かい家は寿命を延ばす』

家を建てる前に読むべき本の4冊目は『週刊文春 温かい家は寿命を延ばす』です。

週刊文春の特集号でもある1冊です。写真やイラストが多く、目次も色を変えていたりと、雑誌ならではの読みやすさがあります。

 

4-1.写真が多くプロおすすめの読みやすさ:週刊文春 温かい家は寿命を延ばす

週刊文春と聞くとスキャンダラスなゴシップ記事を量産ばかりするメディアだと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、この特集号はその道のプロの方に取材を行っており、内容もしっかりしているなと感じます。

また、幅広い世代の読者にむけられた雑誌であるだけに読みやすいのが一番のメリットです。

「教科書って、写真があるとは言え、ちょっとアレルギー反応が…」

「写真が多いのがいいんだよね」

という方にまさに入門としておすすめの一冊です。

 

4-2.知名度と納得のいく内容なので安心:週刊文春 温かい家は寿命を延ばす

ニュースなどで名前をよく聞く週刊文春ということもあり、人によってはちょっとと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、書かれている内容は、きちんとした取材を行い、わかりやすくまとめられています。

今はまだ、家づくりに興味がないという人も、ちょっとした読み物や基礎知識という感覚で読んでみてはいかがでしょうか。

 

4-3.基礎情報

価格:880円(Amazon通常価格)
ムック:87ページ
出版社:文藝春秋 (2019/10/8)
言語:日本語
ISBN-10:4160086950
ISBN-13:978-4160086951
発売日:2019/10/8

参考資料:Amazon.co.jp『週刊文春 温かい家は寿命を延ばす

 

5. 『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方』

家を建てる前に読むべき本の5冊目は 『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方』です。
一生に1度の買い物でもある家の購入には、住宅ローンを組む方がほとんどです。

損得で住宅ローンを決める人も多いですが、実際はどうなのかという事をまとめた1冊です。

 

5-1.元銀行員がプロ目線でおすすめ:住宅ローンのしあわせな借り方、返し方

家づくりの話はすべてお金の話だと言っても過言ではありません。私自身元銀行員(筆者は大分県内の金融機関で、ローンや資産運用といった個人の金融サービスについてFP的観点からアドバイスを行う業務を行っていた。1級ファイナンシャルプランニング技能士資格者)であり、住宅ローンに関する実務を行っていましたし、この業界に身を置くことになった際にも改めて勉強をし直しました。

住宅ローンに関する本は何冊も出版されており、『住宅ローンはこうして借りなさい』がこれまで私のなかで一番納得のいくものでしたが、少し大分県内の実務とは異なる部分もありました。

今回ご紹介する『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方』は最近出会った本ですが、しっくり来る部分が多い本です。住宅を購入する際に大切なことは損得ではなく、リスクとライフプランというご意見には完全に同意いたします。

家づくりにおいて、「高い家」ではなく、「よりよい暮らし」を求める方にご一読をおすすめいたします。

 

5-2.ローンを考えるなら読みたい一冊:住宅ローンのしあわせな借り方、返し方

住宅ローンは、損得よりもリスクを考えることが大切ということが書かれています。リスクとは要は振れ幅のことで、将来起こり得る事に対してどう考えるかを教えてくれます。

ライフプラン考えずにローンを組んで失敗したということがないように、読んでおきたい1冊です。大分の実情と照らし合わせても現実的な内容が多いので、参考になる部分が多いですよ。

 

5-3.基礎情報

価格:中古品259円~(Amazon通常価格)
単行本:184ページ
出版社:日経BP (2015/7/16)
言語:日本語
ISBN-10:4822223981
ISBN-13:978-4822223984
発売日:2015/7/16

著者:中嶋 よしふみ

参考資料:Amazon.co.jp『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方

 

【まとめ】家を建てる前のイメージ作りには今回の5冊がおすすめ

  1. 『新しい家づくりの教科書』:1冊手元に置いておく本が欲しい方におすすめ。
  2. 『ホントは安いエコハウス』:価格が心配だけど省エネ住宅に興味がある方におすすめ。
  3. 『住まいの解剖図鑑』:これからマイホームを検討しようとしている人の基礎知識としておすすめ。
  4. 『週刊文春 温かい家は寿命を延ばす』:家の本には興味があるけど文字がちょっと苦手という方におすすめ。
  5. 『住宅ローンのしあわせな借り方、返し方』:住宅ローンについてよくわからないという方におすすめ。
  • 家は一生に1度の買い物と言われるくらい高価なものなので、資金繰りや未来設計も重要。
  • 家が完成してから後悔しても遅いため、調べられることは自分で調べておく。
  • 本を読みプロのアドバイスを聞くことで、家に対する理解が深まる。

 

 


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