「倉」のように見える四角い外観
お家の外観は、四角い箱形に。
「自分が好きなものを詰め込んだ
倉のようなお家にしたい」
というご主人のご要望をお聞きしての
ご提案になりました。
お庭は奥様がデザインされました。
植物や石といった自然の素材が入ると、
一気に親しみやすい印象になります。
木々の葉の色づきが外壁の色と調和して、
美しく見えます。
道路から見えない、
守られたお庭へと続くアプローチ。
植栽があることで、
森の小道に抜けていくような
わくわくを感じますね。
プライベートなお庭は、
ウッドデッキを通して、
リビングとも繋がっています。
「お家の中-ウッドデッキ-お庭」
「内-中-外」があいまいにつながることで、
家と庭が一体となった家庭に
豊かな空間が広がります。
玄関の周辺も小石、タイル、植栽…と
素材感があって素敵です。
二つの動線がある玄関
玄関は、リビングに直結する動線と
洗面脱衣所・お風呂場を通って、
キッチンへと抜ける動線が。
手を洗ったり、着替えをしてから
お部屋に入れるのは、
スッキリしてうれしいですよね。
家族みんなが集まるLDK
キッチンから部屋中
すべてを見渡せるLDK。
お子さんが元気に遊ぶ姿も
見守ることができます。
キッチンカウンターは、
奥様こだわりの木材を使いました。
でこぼこした断面が空間に
おおらかな印象を与えてくれます。
キッチンの後ろ側の空間は、
人が通り抜けられるように少し広めに。
キッチンバックに飾られた
北欧テイストの食器も空間を彩ります。
半中・半外のバルコニー空間
子ども室には広いバルコニーが。
お庭よりも更にプライベートな
室外空間になりました。
いまはお子さんがプールをしたりして
楽しむ場所ですが、
ご夫婦お二人になったときには、
二人だけの秘密の庭として、
晩酌をしたりして楽しむこともできます。
「自分の世界に没頭できる」趣味室
「家具や照明を使って、
お部屋いじりをして、
自分の世界に没頭できる空間を
作り上げていきたい」
とおっしゃっていたご主人。
好きなものに囲まれた空間にできるよう、
ご提案をさせていただきました。
編集後記
「これ私が塗ったんです。」
「お庭も少しずつ作っていって…。」
『ご主人がお家、奥様がお庭』
とそれぞれが役割分担をして、
かたちづくっていったお家。
お庭も、お家も、ご家族と暮らしにぴったりで、
撮影をさせて頂いていて、
すごくうれしくなりました。
「家と庭で『家庭』」
という言葉がありますが、
お家でもお庭でも、
ご家族のあたたかな暮らしが
積み重なっていったらうれしいです。